ここでは「MacOS の MAMP 環境に CakePHP3 を Composer でインストールする方法」を紹介しています。
Windows にインストールしたい方はこちらの記事をお読みください。

インストール手順
1. Composer がインストールされているか確認する
まずは Composer がインストールされているか確認します。
ターミナルを開き「composer -V」と入力して Enter を押します。
「Composer version 1.8.5」のように表示されれば、インストールができている状態です。「2. CakePHP3 をインストールする」に進んでください。
インストールしていない場合は、以下の記事の手順で Composer をインストールします。
Composer をインストールする
Composer のウェブサイトにアクセスします。
Composer をインストールするためのスクリプトがあるので、これをコピーしてターミナルで実行します。
ターミナルでのインストールが終了したら、Composer がインストールされているか確認しておきましょう。
ターミナルを開き「composer -V」と入力して Enter を押します。
「Composer version 1.8.5」のように表示されれば、インストールは完了です。

2. CakePHP3 をインストールする
CakePHP は MAMP → htdocs フォルダ内にインストールします。
ターミナルを開きます。
現在のディレクトリは ~ (/Users/admin) のようになっているはずなので、これを CakePHP をインストールする /Applications/MAMP/htdocs/ に変更します。
cd /Applications/MAMP/htdocs/ と入力して「Enter」を押します。
cd は change directory(チェンジディレクトリ)の略で「ディレクトリを変える」という意味です。
ターミナルに MacBook-ea:htdocs と表示されて入れば、正しくディレクトリを変更できています。
CakePHP3 公式サイトのクイックスタートガイドを開きます。
「CakePHP の取得」という見出しの下にある
php composer.phar create-project –prefer-dist cakephp/app cms をコピーします。
このままターミナルで実行すると「cms」というフォルダ名で CakePHP3 がインストールされます。
今回は caketest というフォルダ名でインストールしたいので、cms を caketest に変更してからターミナルに貼り付けて「Enter」を押します。
インストールが始まって少し経つと「Set Folder Permissions?」と表示されるので「Y」と入力して「Enter」を押します。
インストールが終わったら http://localhost/caketest をブラウザで開いてください。
CakePHP の画面が表示されればインストール完了です。
エラーメッセージが表示される場合は、こちらの記事を確認してみてください。

4. データベースの設定
http://localhost/caketest の「Database」に赤いアイコンが出ていると思います。
「データベースに接続できません」というメッセージなので、データベースを用意して接続できるようにしていきましょう。
http://localhost/phpMyAdmin を開いて「データベース」を選択します。
データベース名に「caketest」と入力して「作成」を押します。
先ほどインストールした caketest フォルダ内の config → app.php ファイルを開きます。
パスの例)/Applications/MAMP/htdocs/caketest/config/app.php
258 ~ 260 行目あたりにあるデータベース情報を変更します。
username と password は phpMyAdmin へのログイン情報です。何も設定をしていない場合はどちらも root になっています。
database は先ほど作成したデータベース名 caketest にします。
ファイルを保存したら http://localhost/caketest をブラウザで開いてください。
Database のアイコンが緑になっていれば設定が完了です。
これで CakePHP3 のインストールと初期設定は完了です!
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