以前、自分の jp ドメインの Whois 情報をふと確認してみると「自分の名前が出ている!」ということがありました。
Whois 情報公開代行を利用しているのになぜ?と思い調べてみたところ、jp ドメインの Whois 情報公開代行はドメイン業者によって代行内容が異なることが分かりました。
例えば
- 登録者名だけ自分の名前が公開されてしまう(お名前ドットコム)
- 登録者名を非表示にできる(エックスドメイン)
- 全ての情報がドメイン業者の情報に置き換わる(スタードメイン)
など様々です。
Whois 情報は公開が義務づけられているため、インターネット上で誰でも調べることができます。
会社や団体としてドメインを取得する場合は名前が公開されても良いかもしれませんが、個人のウェブサイトやブログだと個人名が表示されることに抵抗がある方もいると思います。
今回は人気ドメイン業者5社
- お名前ドットコム
- ムームードメイン
- スタードメイン
- さくらのドメイン
- エックスドメイン
の jp ドメイン取得料金と Whois 情報公開代行してくれる情報について紹介していきます。
これから jp ドメインを取得しようと考えている方、個人情報をできる限り隠したいという方は、ぜひ参考にしてみてください
Whois で公開される情報
Whois 情報は公開が義務付けられているため、以下のようなサイトから世界中の誰でも簡単に調べることができます。
お名前.com の Whois 検索 → こちら
さくらのドメイン の Whois 検索 → こちら
公開される情報には「ドメイン情報」と「公開連絡窓口」があり、この中で個人情報に関わるのは「登録者名」と「公開連絡窓口」です。
ドメイン情報
・ドメイン名
・登録者名
・登録者名(英語)
・サーバー名
・登録年月日
・有効期限
・状態
・最終更新
公開連絡窓口
・名前
・名前(英語)
・メール
・ウェブサイト
・郵便番号
・住所
・住所(英語)
・電話番号
・FAX番号
公開される情報と料金の比較
次にドメイン業社5社の
- jp ドメインを取得の料金
- Whois 情報公開代行で代行してもらえる情報
を比較してみます。
料金 | Whois 公開代行 | |||
---|---|---|---|---|
新規取得 | 更新 | 登録者名 | 公開連絡窓口 | |
お名前.com![]() | 1,166円 | 3,124円 | 自分の名前 | 代行表示 |
ムームードメイン![]() | 2,035円 | 3,344円 | 自分の名前 | 代行表示 |
スタードメイン | 2,596円 | 2,596円 | 代行表示 | 代行表示 |
さくらのドメイン | 3,982円 | 3,982円 | 自分の名前 | 代行表示 |
エックスドメイン![]() | 1,188円 | 3,102円 | 非表示にできる | 代行表示 |
*料金は2020年10月2日現在の (ローマ字).jp ドメインの料金(税込)です。キャンペーンや支払方法によって異なる場合があるので申し込み時に確認してください。
公開連絡窓口は全てドメイン業社の情報を表示してくれるので問題ありませんが、登録者名は自分の名前が表示されてしまう場合があります。
「登録者名は仮の名前を使えば良い」と書いているウェブページを見たことがありますが、ドメイン登録規則に違反していると判断されたり、ドメイン業者から修正指示がくることもあるようです。登録者名は本名を使うようにしましょう。
jp ドメインのルール:https://jprs.jp/about/dom-rule/doc/
各ドメインの公式サイトはこちら
>> お名前.com
>> ムームードメイン
>> スタードメイン
>> さくらのドメイン
>> エックスドメイン
どのドメイン業者を利用するのが良いか?
スタードメイン
個人的にオススメなのは、料金が一番安くて、全ての Whois 情報を代行してくれるスタードメインです。
このサイトのドメイン codeforfun.jp もスタードメインで管理しています。
ドメインの管理画面もシンプルでわかりやすくなっているので、初めてドメインを取得する方にもとても使いやすいと思います。
スタードメインではドメイン取得・更新時に20%のポイント還元があります。
1ポイント1円で使うことができますが、スターサーバーかSSL BOX での利用になります。ドメイン更新には使えないので注意です。
まとめ
以上が jp ドメインを取得するときの注意点です。
「登録名を表示したくないのに既にドメインを取得してしまっている」という方は、ドメイン移管をすれば簡単にドメイン業者を変更することもできます。
ドメイン移管をすれば早くて半日で Whois 情報が書き換えられるので、検討してみるのも良いと思います。
初めてドメインを取得するという方はこちらの記事も参考にしてみてください
