Kotlin入門

【Kotlin文法】関数型 ③関数をパラメータにする方法

Sara

はじめに

ここまで ①変数に関数を入れる方法②関数を戻り値にする方法 を紹介しましたが、関数をパラメータにすることもできます。

この記事では関数型を関数のパラメータにする方法を紹介します。

fun 関数名(パラメータA, 関数型のパラメータ) = {
}

コードの実行には Kotlin PlayGround を使用しています。

関数を引数にする方法

1. 基本的な書き方

playGame 関数の2つ目のパラメータを関数型にしています。

2〜4行目で用意した関数型の変数 point を引数として渡しているのが6行目です。

コードを実行すると「100ポイント獲得」と表示されます。

2. Null許容型にする

関数型のパラメータも Null 許容型にすることができます。

10行目のように ? をつけるだけです。

Null 許容型なので point 関数を使うときは12〜14行目のように NULL チェックをいれます。

色々なパターンでコードを実行してみてください。

補足:後置ラムダ構文

先ほどは val point(2〜4行目)を用意して引数にしていましたが、関数を直接書くこともできます。

    val game1 = playGame(true, {
        "$it ポイント獲得"
    })
    game1()

ラムダ式では「最後の引数が関数型の場合は {} を外に出せる」というルールがあるので

    val game1 = playGame(true) { "$it ポイント獲得" }
    game1()

と書くことができます。

これを後置ラムダ構文といいます。

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