【書籍特別編】Jetpack Composeで書いてみよう!

2023年9月に書籍「いきなりプログラミング Android アプリ開発」を出版させていただいてから約2年が経ち、Android アプリの開発手法もどんどん新しくなっています。
一番の変化は Jetpack Compose という新しい開発方法が主流になってきたことです。
従来の開発では
- アプリの見た目 → XML ファイル
- アプリの機能 → Kotlin(または Java)ファイル
とファイルを分けていました。
一方 Jetpack Compose では、XML は使わずに Kotlin ファイルにコードを書いていきます。
2021年にバージョン 1.0 が公開されてから、2025年5月時点では Play ストア上位1000個のアプリの60%が Jetpack Compose で開発されているそうです(参考:What’s new in Android )。
当サイトでも Jetpack Compose に関するご質問をいただくことが増えたので、書籍の第1章で開発する「フラワーシュミレーター」アプリを Jetpack Compose で開発する方法について書くことにしました。
書籍と同じように文法解説については省略しますが、Jetpack Compose の概要を学べるように書いていきます。
書籍を読んでくださった方も、初めてアプリ開発をする方も、Jetpack Compose の楽しさを感じていただければ嬉しいです!
開発するアプリの紹介
開発するのはフラワーシュミレーターです。

「水をあげる」ボタンを押した回数に合わせて画像が変わっていき、最後に花が咲いたらクリアというアプリです。
シンプルな機能ですが「テキスト・画像・ボタン」という基本的な要素について学ぶことができます。
デモアプリも用意しているので、実際に操作を確認したい方はこちら(Play Storeを表示)からダウンロードしてください。
もくじ
- 第1回 プロジェクトの用意と Jetpack Compose の概要
- 第2回 アプリ画面を作ってみよう
- 第3回 ボタンのクリックイベントを付けよう
書籍の紹介
書籍では、フラワーシュミレータを含めた全6種類のアプリの作り方を学ぶことができます。(Jetpack Compose ではなく XML による開発です)
「コードを書く→アプリを動かす→コードを書く…」という手順を繰り返すことで、途中で挫折しにくい構成になっています。
とにかく動作するアプリを作ってみたい方、難しい参考書で挫折しまった方にオススメです!