【Android Studio】難読化解除ファイル mapping.txt の場所とアップロード方法
Google Play Store でリリースを作成・公開時に
「この App Bundle に含まれている Java / Kotlin コードは難読化されている可能性があります。難読化解除ファイルをアップロードすることをおすすめします。」
という警告が表示される場合があります。
この記事では「難読化解除ファイル mapping.txt がある場所とアップロード方法」を紹介しています。
難読化解除ファイルとは?
アプリのリリースビルド(App Bundle / apk)を作成する時に「アプリの圧縮・難読化・最適化」を行うことで、アプリのサイズを小さくすることができます。
「難読化」はクラスやメンバーの名前を小さくすることでファイルサイズ小さくすることが出来ますが、名称変更を行うので Google Play Console 上でのスタックトレース(デバッグ)が難しくなります。
この難読化したコードを Google Play 側で解除してもらいデバッグできるようにするのが「難読化解除ファイル mapping.txt」です。
mapping.txt がある場所
mapping.txt ファイルは
/AndroidStudioProject/プロジェクト名/app/build/outputs/mapping/release フォルダに作成されます。
mapping フォルダが見つからない場合は「アプリの圧縮・難読化・最適化」が有効になっていないことが考えらるので mapping.txt の作成方法をお読みください。
mapping.txt を Play Console でアップロードする
この mapping.txt ファイルはアプリのリリースビルドを作成する時に一緒に作成され、ビルドする度に上書きされます。
アップロードした App Bundle / apk 作成時の mapping.txt を Google Play アップロードしてください。
Google Play Console を開いてアプリを選択したら、左側メニューにある App Bundle エクスプローラー → ダウンロードタブを選択します。
一番下までスクロールすると ReTrace マッピングファイル という項目があるので、横にあるアップロードアイコンを押します。
先ほど見つけた mapping.txt ファイルをドラッグ&ドロップでアップロードします。
以上で mapping.txt のアップロードは完了です。