ゲームアプリ (Catch the Ball)

【Android Studio】ゲームアプリ開発入門 第9回「スタート画面の作成」

Sara

2023年11月 Android Studio Giraffe | 2022.3.1 で動作確認済み。

ここまでの記事はこちら

今回はスタート画面を作成していきます。

ゲームのルールを簡単に表示して、ゲーム画面に遷移する START ボタンを用意します。

解説

1. スタート画面のファイルを作成する

まずはスタート画面に必要な

  • StartActivity.java
  • activity_start.xml

ファイルを作成します。

作成方法は ResultActivity を作成した時と同じです。

Step 1

app → java → jp.codeforfun.catchtheball(パッケージ名)を選択した状態にします。

Step 2

右クリック → New → Activity → Empty Activity を選択します。
(* Android Studio Flamingo 以降は Empty Views Activity を選択)

Step 3

Activity Name に StartActivity と入力し「Finish」を押します。

これで StartActivity.java と activity_start.xml が作成されました。

2. レイアウトを作成

次にスタート画面のレイアウトを作成していきます。

activity_start.xml を開いて、以下のように書いてください。

Warning が出ている箇所があると思いますが、最後に修正するのでそのままにしておいて下さい。

TextView や Button は他の画面でも使いましたが、ここで新しく出てくるのが TableLayout(テーブルレイアウト)です。

TableLayout はテーブル(表)を作るためのレイアウトで、使い方は TableLayout の中に TableRow(行)を入れていくだけです。

ここでは TableRow に ImageView(画像)と TextView(テキスト)を入れましたが

  • TextView を2つ
  • TextView を2つと ImageView
  • TextView と ImageView と Button

など色々な要素を組み合わせることができます。

また TableRow に android:gravity=”center_vertical” をつけることで、ImageView と TextView を垂直方向に揃えています。

3. アプリ起動時にスタート画面を表示する

現在、アプリを起動するとゲーム画面(MainActivity)が表示されるようになっているので、スタート画面(StartActivity)が表示されるよう設定を変更します。

Step 1

Android Studio 画面左側のプロジェクト構造から app → manifests → AndroidManifest.xml を開きます。

Step 2

以下の2箇所を変更します。

変更前
12行目 <activity android:name=”.StartActivity”>
14行目 <activity android:name=”.MainActivity”>

変更後
12行目 <activity android:name=”.MainActivity”>
14行目 <activity android:name=”.StartActivity”>
 

4. アプリを実行する

アプリを実行してみてください。

スタート画面が表示されたら成功です。

次に行うこと

次回は

  • START ボタン
  • 画面の向きの固定
  • 戻るボタンを無効化

を実装していきます。

Subscribe
Notify of
0 Comments
古い順
新しい順 人気順
Inline Feedbacks
View all comments
ABOUT ME
Sara
Sara
運営者
書籍やオンライン講座でプログラミングを勉強してフリーランスのプログラマーになりました。
このサイトでは「わかりやすく・シンプル」をモットーに、プログラミングの基礎からアプリ開発まで紹介します。
独学でプログラミングを勉強をしている方、基礎は勉強したけれど次に何をすれば良いか分からない...という方のお役に立てるサイトを目指しています。
主な使用言語:Java / Kotlin / PHP
>> 詳しいプロフィール
>> お問い合わせ
>> 書籍を出版しました!
本格的に学びたい方へ

Code for Fun プログラミング講座

POINT 01

動くコード

プログラミングの文法を学んでも、そこからどのようにアプリ開発ができるのかイメージが湧きにくいものです。

Code for Fun のプログラミング講座では、ゲームやカレンダーなどアプリとして機能するものを作りながらプログラミングを学ぶことができます。

POINT 02

自分のペースで

オンライン講座なので、ご自身のペースで学習を進めて頂けます。

受講期限もないので、いつでも前のレッスンに戻ることができるので安心です。

お申し込みしたその日からすぐに始めることができます。

POINT 03

個別サポート

プログラミング学習では、エラーが起きることはよくあります。そんな時はお気軽にお問い合わせください!

コメント欄またはメールによるサポートを回数無制限でご利用頂けます。(*講座に関連するご質問のみ対応)

今すぐ無料でお試し

0
この記事にコメントするx
記事URLをコピーしました