今回は PHP と MySQL を使って画像ファイルを保存・表示する方法を紹介します。
はじめに
まずはデモ動画をご覧ください。
主な機能は
- 画像をデータベースに保存
- 画像をデータベースから取得して表示
- Lightbox(画像の拡大表示)
- 画像の削除
です。
PHP と MySQL で画像を保存する方法は、フォルダに画像をアップロードするか、データベースに直接画像を保存するかが一般的です。書籍ではフォルダにアップロードするサンプルが多いのですが、今回はデータベースに直接画像を保存していきます。
データベースに直接保存すると、画像を表示するときに一手間かかるのが欠点ですが、名前の重複を考慮する必要もなく削除も簡単になります。
データベースには
- 画像
- 画像の名前
- 画像のタイプ(png, jpeg など)
- 画像のサイズ
- 画像の登録日
を保存していきます。
レイアウトには Bootstrap と Font Awesome を使用します。
Bootstrapはフレームワークといい、自分で CSS を書かなくてもボタンやフォーム、スマホ用のレイアウトを簡単に作成することができます。今回は Bootstrap を使って、JavaScript や jQuery のコードを書かずに Lightbox を作る方法も紹介します。
画像の削除リンクには Font Awesome という無料のアイコンを使います。1500個もの無料のアイコンを簡単に使うことができるので、ウェブアプリ開発には欠かせません。使ったことがない方は、ぜひ知っておくと便利だと思います
全ての手順を紹介していますので、PHP初心者の方もぜひ作ってみてください!
開発環境
MAMP / PHP version | 7.2.10 |
テキストエディタ | Coda2 |
ブラウザ | Google Chrome |
メニュー(全5回)
第1回「HTMLの作成」
第2回「データベースの用意」
第3回「画像を保存する」
第4回「画像を表示する」
第5回「画像を削除する」

この講座では PHP と MySQL データベースを使って「予定を登録・編集・削除・検索」できるカレンダーを開発していきます。
Bootstrap, DatetimePicker, FontAwesome の使い方、タブレット・スマートフォン表示に対応したレイアウトを作成する方法も学ぶことができます。