<input>要素の type 属性に radio を指定すると、ラジオボタンを作成することができます。
チェックボックスは複数の項目を選択することができますが、ラジオボタンは name 属性に同じ値を指定することでグループ内で1つだけ選択可能にします。
目次
属性
<input type="radio" 属性名="ここに値を指定">
autofocus
ページの読み込みが完了したときに、この属性を持った要素にフォーカスします。論理属性です。
フォーム内の一つの要素だけに指定できます。
<input type="radio" name="choice" autofocus>選択肢1
<input type="radio" name="choice">選択肢2
checked
checked 属性を指定しすると、初期状態で選択した状態になります。
<input type="radio" name="choice"> checkedなし
<input type="radio" name="choice" checked> checkedあり
disabled
ユーザーがチェックボックスを選択できないようにします。論理属性です。
disabled を指定するとチェックボックスの色が薄くなり、フォームを送信しても値は送信されません。
<input type="radio" name="choice"> disabledなし
<input type="radio" name="choice" disabled> disabledあり
form
関連付けたい form 要素の id を指定します。この属性を指定しない場合は、親要素に form 要素が存在すれば、その form 要素に関連付けられます。
form 属性を指定することで、form 要素の子要素に input 要素を置かなくても、同じ HTML 文書中にあるフォームに関連付けることができます。
以下のサンプルでは、1行目の input 要素をフォームのデータとして送信することができます。
<input type="radio" name="choice" value="1" form="myForm"> 選択肢1
<form id="myForm">
<input type="text" name="name" placeholder="山田太郎">
<input type="submit" value="登録">
</form>
name
要素に名前を付けます。
複数のラジオボタンに同じ name 属性値を指定することで、一つだけしか選択できないようになります。
<input type="radio" name="choice"> 選択肢1
<input type="radio" name="choice"> 選択肢2
required
チェックボックスを選択必須項目にします。論理属性です。
ブラウザによって異なりますが、未選択のままフォーム送信ボタンを押すとエラーメッセージが表示されます。
<form>
<input type="radio" name="choice" value="1" required> 選択肢1
<input type="radio" name="choice" value="2"> 選択肢2
<input type="submit" value="送信">
</form>
tabindex
TABキーを押した時にフォーカスされる input 要素の順番を指定します。
以下のサンプルでは、name="input1" の要素にフォーカスした状態(文字を入力できる状態)でTABキーを押すと「input1 → input2 → input3 → ラジオ」の順番でフォーカスが動きます。
<form>
<input type="text" name="input3" placeholder="3" tabindex="3">
<input type="text" name="input2" placeholder="2" tabindex="2">
<input type="text" name="input1" placeholder="1" tabindex="1">
<input type="radio" name="choice" tabindex="4">ラジオ
</form>
value
チェックを入れたときにフォームで送信する値を指定します。
value 属性を指定しないでフォームを送信すると「on」という文字列が送信されます。
<input type="radio" name="choice" value="1"> 選択肢1
<input type="radio" name="choice" value="2"> 選択肢2
グローバル属性
全ての HTML に共通して使用できるグローバル属性はこちら
使用例
例① シンプルなラジオボタン
<fieldset>
<legend>ブラウザを選択してください。</legend>
<input type="radio" name="browser" value="ie" checked>IE
<input type="radio" name="browser" value="chrome">Chrome
<input type="radio" name="browser" value="firefox">Firefox
</fieldset>
例② label 要素を使ったラジオボタン
label 要素を使うと文字列をクリックしてラジオボタンを選択できるようになります。
書き方は
- label 要素で input 要素を囲む方法
- label 要素と input 要素を分ける方法
の2種類を紹介しています。
<fieldset>
<legend>ブラウザを選択してください。</legend>
<label><input type="radio" name="browser" value="ie" checked>IE</label>
<label><input type="radio" name="browser" value="chrome">Chrome</label>
<input type="radio" name="browser" value="firefox" id="ff"><label for="ff">Firefox</label>
</fieldset>
参考:<label>要素の使い方・サンプルコード – HTMLリファレンス
対応ブラウザ
関連するタグ
- <form>:フォームの作成
- <input>:フォーム入力欄の作成
- <input type="button">:ボタンを作成
- <input type="checkbox">:チェックボックスを作成
- <input type="color">:色を選択
- <input type="date">:年月日を選択
- <input type="datetime-local">:年月日と時刻を選択
- <input type="email">:メールアドレス入力欄
- <input type="file">:ファイルを選択
- <input type="hidden">:隠しデータ
- <input type="image">:送信ボタンを画像で作成
- <input type="month">:年月を選択
- <input type="number">:数値の入力欄
- <input type="password">:パスワード入力欄
- <input type="radio">:ラジオボタンを作成
- <input type="range">:スライダーで数値を選択
- <input type="reset">:入力リセットボタンを作成
- <input type="search">:検索キーワードの入力欄
- <input type="submit">:送信ボタンを作成
- <input type="tel">:電話番号の入力欄
- <input type="text">:テキスト入力欄
- <input type="time">:時刻を選択
- <input type="url">:URLの入力欄
- <input type="week">:年と週を選択
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