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<input type="submit">の使い方・サンプルコード

Sara

<input type=”submit”>

<input>要素の type 属性に submit を指定するとフォームの送信ボタンを作成することができます。

デモ:<input type=”submit”>要素

属性

autofocus

ページの読み込みが完了したときに、この属性を持った要素にフォーカスします。論理属性です。

フォーム内の一つの要素だけに指定できます。

HTML

<input type="submit" value="送信" autofocus>

実行結果

disabled

ユーザーがボタンをクリックできないようにします。論理属性です。

<input type="submit" value="送信" disabled>

form

関連付けたい form 要素の id を指定します。この属性を指定しない場合は、親要素に form 要素が存在すれば、その form 要素に関連付けられます。

form 属性を指定することで、form 要素の子要素に input 要素を置かなくても、同じ HTML 文書中にあるフォームに関連付けることができます。 

以下のサンプルでは、1 行目の input 要素をフォームの送信ボタンとして使うことができます。

<input type="submit" value="送信" form="myForm">

<form method="post" action="sample.php" id="myForm">
  <input type="text" name="name" placeholder="お名前を入力">
</form>

formaction

フォームの送信先 URLを指定します。この要素が属する form 要素の action 属性に指定した URL に上書きされます。

以下のサンプルでは「送信」ボタンを押すと sample.php ではなく sample2.php にデータが送信されます。

<form method="post" action="sample.php">
  <input type="text" name="name" placeholder="お名前を入力">
  <input type="submit" value="送信" formaction="sample2.php">
</form>

formenctype

フォームで送信するデータの MIME タイプを指定します。この要素が属する form 要素の enctype 属性に指定した値に上書きされます。

application/x-www-form-urlencoded(初期値)URL エンコードしてデータを送信します。
multipart/form-data<input> 属性で file を指定した要素がある場合に使用します。
text/plainテキストとしてデータを送信します。(主にデバッグ目的で使用)

以下のサンプルでは enctype=”application/x-www-form-urlencoded” ではなく formenctype=”multipart/form-data” が使用されます。

<form method="post" action="sample.php" enctype="application/x-www-form-urlencoded">
  <input type="file" name="file">
  <input type="submit" value="送信" formenctype="multipart/form-data">
</form>

formmethod

フォームのデータを送信する方法を指定します。このボタンが属する form 要素の method 属性に指定した値に上書きされます。

postフォームのデータをボディに収めてサーバーに送信します。
get? をセパレーターとして、クエリ文字列としてデータを送信します。
例)https://sample.com?id=123&name=yamada

以下のサンプルでは get メソッドでフォームが送信されます。

<form method="post" action="sample.php">
  <input type="text" name="name" placeholder="お名前を入力">
  <input type="submit" value="送信" formmethod="get">
</form>

formnovalidate

フォームのデータを検証しないことを指定します。論理属性です。

このボタンが属する form 要素の novalidate 属性に指定した値に上書きされます。

formtarget

フォームのデータを送信した後に表示する画面の表示方法を指定します。このボタンが属する form 要素の target 属性に指定した値に上書きされます。

属性値
_self(既定値)表示中のページと同じウィンドウにリンク先のページを表示します。
_blank新しいタブ・ウィンドウでリンクを開きます。
_parent現在閲覧中のタブ・ウィンドウの親コンテキストにリンク先のページを読み込みます。親がない場合は _self と同じ動きをします。
_topトップレベル(親を持たない)の閲覧コンテキストにリンク先のページを読み込みます。親がない場合は _self と同じ動きをします。

name

要素に名前を付けます。

<input type="submit" name="submit">

tabindex

TABキーを押した時にフォーカスされる input 要素の順番を指定します。

以下のサンプルでは、name=”input1″ の要素にフォーカスした状態(文字を入力できる状態)でTABキーを押すと「input1 → input2 → input3 → submit」の順番でフォーカスが動きます。

<input type="text" name="input3" placeholder="3" tabindex="3">
<input type="text" name="input2" placeholder="2" tabindex="2">
<input type="text" name="input1" placeholder="1" tabindex="1">
<input type="submit" name="submit" tabindex="4">

value

ボタンのラベルとして表示するテキストを指定します。

HTML

<input type="submit" value="送信する">

実行結果

グローバル属性

全ての HTML に共通して使用できるグローバル属性はこちら

使用例

HTML

<form method="post" action="sample.php">
    <div>
        <label>お名前 <input type="text" name="name" placeholder="山田太郎"></label>
    </div>
    <div>
        <label>メールアドレス <input type="email" name="email" placeholder="a@a.com"></label>
    </div>
    <input type="submit" value="登録する">
</form>

実行結果

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書籍やオンライン講座でプログラミングを勉強してフリーランスのプログラマーになりました。
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独学でプログラミングを勉強をしている方、基礎は勉強したけれど次に何をすれば良いか分からない...という方のお役に立てるサイトを目指しています。
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